IAA Presents
時空と音を紡ぐコンサート
東京公演出演
各務夕香
愛知県岡崎市出身 名古屋音楽大学器楽学科ピアノ専修卒業。
ウィーン国立音楽大学秋期セミナーに参加。修了演奏会に出演。 岡崎音楽家協会主催新人演奏会、定期演奏会、その他各種コンサート等に出演。
中学校教諭、高等学校非常勤講師を経て、現在、愛知教育大学附属岡崎小学校非常勤講師。
長年、自分の出す音が好きになれず、模索していたが、ついに手を痛めてピアノを中断。
その後、 2022年より、インテグレーション・アレクサンダー・アカデミー(IAA)の伊東佳美、山内茂両氏の元で脱力奏法をはじめ、ピアノのみならず、身体の使い方や脳についての総合的な学びをスタート。手の痛み、身体の痛みを感じずに、ピアノを楽しめるようになる。 学生時代から約40年、頑なに抱いてきた、 「私がピアノ演奏する資格はない」「私がお客さまをお招きする資格はない」「私がショパンを弾く資格はない」…という思いを、少しずつ、ゆっくり変化させてきている最中です。
インタビュー
どうしてコンサートで弾くのですか?
「自分の1番好きな曲を弾くコンサート」この言葉に魅力を感じたからです。
そして、舞台で、私はこの曲が好きなんです、いかがでしょうか…?と舞台でお客さまにお伝えするために、何をしていけば良いのか…
今の私にとって途方もない道ではあるけれど、アカデミーで学ぶうちに、それを自分で体験してみたいと望んだからです。
どうして「ショパン」が特別なんですか?
そうなんですよ… ホントに…
ショパン…なんででしょう 自分に、ずっと問いかけてるんですが…
強いて言えば、音大生のとき、あまりに同級生が堂々としてみえて 萎縮してすごしていたのですが、そこで、ずっと
「私はテクニックがないから弾いてはいけない」と決めてました。
周りの言動を過敏に捉えて、植え付けられたのかもしれません。
どうしてこの2曲を選ばれたんですか?
二曲とも、 14歳の頃知って大好きになった曲です。 その頃、クラシック音楽に目覚め、 レコードをお小遣いためて買ったり ラジオからクラシック番組を録音してワクワクして毎日聴いてました。 その時に知った曲で、 楽譜(ピースです)をこっそり(難しそうでしたから恥ずかしく)買ってみたりしてました。 雨だれ、もちろん難しかったけど 幻ポロは最初の一小節で挫折。 でも、レコードは繰り返し聴いていて、 14歳で出会った時に1番好きだったとこ(ラスト部分の盛り上がりの和音の響き)は 今でも1番好き。なままというのが自分で不思議なくらい。 それと、もう一つ。 メンタルセミナー第一回だったかで、 佳美先生に1番好きな曲は?と問われた時、すぐにこの曲を思いましたから、 何十年ぶりに思い出しましたから。 その瞬間、ワクワクやときめきがわーっと溢れてきた。
つまり、 あの時、 長年、抑圧や封印されていた記憶が 暴かれたという感じでしょうか…
アカデミーで学び始めたことでほどけてきた記憶、といいますか…
今回のコンサートで何をお客様に伝えたいですか?
私が演奏するその時、その瞬間に、私がこの曲を好きだと感じ る気持ちをお伝えしたいと思います。
そして特に 14歳の時に心ときめいた、とある場所は、40年以上過ぎた今も変わらず心にときめく。
それをお客さまにお伝えできたら私は幸せです。
東京公演出演
本間 愛
茨城県立水戸第三高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
第8回茨城県学生ピアノコンクール高校の部最優秀賞。
第33回茨城県新人演奏会出演。
第23回Music TwiGピアノコンサートに初出演、以降6回出演。
2020年 日達容子氏とピアノジョイントコンサートに出演。
これまでにピアノを岩倉華子、宮崎洋子、中村佳代、二宮裕子、紅林こずえ、村田智佳子の各氏に師事。
自分が求めている音楽と音は何なのかをずっと探究してきて 少しずつ(それこそ1ミリずつ)だけどアカデミーで学んできた中で見つけられつつある。音楽で自分が言いたい事、伝えたい事がたくさんあって、出したい音や奏でたい音楽があって、それを自分で浴びたくて音に乗せたくて出演を決めました。
どうしてコンサートで弾くのですか?
東京デュオ
ピアノ&フルート
2025 3 8
年
月
日
(土)
19
45
18
時 分開場 時開演
ティアラこうとう小ホール
東京都江東区住吉2−28−36
東京メトロ半蔵門線 住吉駅 徒歩4分
地下鉄新宿線 住吉駅 徒歩4分
入場料 一般 2,000円 学生 1,500円
東京公演・デュオ出演
郡司美穂
武蔵野音楽大学附属高等学校音楽科を経て、武蔵野音楽大学卒業。
横田久仁子、印田倫子、小川ゆかり、宮澤晴子、ルデク・シャバカ、伊東佳美、各氏に師事。
これまでにジョイントコンサート、朗読とのコラボコンサート、単独での「ピアノとお話しのチャリティーコンサート」他、多数開催。
数年前に、身体の声を無視したピアノ奏法を頑張りすぎたため、お箸も持てなくなるほどに腕を痛めてしまい、二度とピアノは弾けない、、と諦めていた時に、IAA(インテグレーション・アレクサンダー・アカデミー)と出逢い、身体のことや脳の仕組みなど学び、自分に何が起きていたのか?を初めて理解。今までの奏法とは全く違う、身体に無理のない脱力奏法や自分自身を知ることから、ピアノを今まで以上に楽に自由に、自分らしく演奏できる喜びを知る。
どうしてコンサートで弾くのですか?
一言で言えば、
自分の人生をあきらめるのはやめよう!もう一度、本気でチャレンジしよう!と思えたので。
これまでの人生のままでも、充分に幸せではあったけれど、IAAで伊東佳美先生と山内茂先生から、ピアノのことだけでなく、アレクサンダーテクニークや身体のこと、他、多方面に渡って学ぶうちに、どこかで、「自分はこれくらいまで」「今は○○としてこうすべき」などと、あらゆる枠や制限にとらわれていたことに気づき、
もっと自由に。
もっと感じるままに。
もっと自分らしく、ピアノを弾きたい。と思うようになりました。
このショパンのソナタ第3番は、学生の頃から大好きで、胸が痛くなるほどに恋焦がれ続けてきた曲であり、
音楽大学を卒業してまもない頃に恩師が急逝された時のショックから30年以上封印していて殆ど弾いていなかった未完の曲で(1楽章しか弾いておらず)
しかも腕をいためてからはさらに、もう二度とこの曲を弾ける日は来ないだろう、とあきらめていた曲でした。
そんな私がコンサートでこの曲を弾こう!弾きたい!と思えたのは、冒頭にも書きましたが、もう一度、自分を信じて自分の可能性にチャレンジしてみよう!と思えたから。
そして、こんなに魅力的な曲を、他の方にもぜひ知っていただきたい。と思えたからです。
それは、
「できる。できるよ!
あなたはあなたのままで、その良さをいかしていけばいい。
間違いなんて一つもない。
音楽はこんなに自由で楽しいよ♪ 」
と、どんなことも決して否定することなく、情熱をもって力強く道を指し示してくださった、佳美先生と茂先生がいてくださったこと。
そして、共に学びチャレンジする素敵な仲間と、応援し続けてくれる、アカデミーのお仲間の先生方の存在があったから。
だから大丈夫!と思いました。
自分一人では無理だったと思います。先生方とIAAのお仲間の皆さんに心より感謝しております。
当日はどんな自分に出逢えるのか?
本当のありのままの自分で自由に感じるままに。心がふるえるほどに魂さんも喜んでくれるような、
そんな演奏をめざして、日々、自分探求の旅を続けていきたいと思います。
私はまだまだ未熟ですが、でも、そんな私でも、
夢を夢で終わらせるのではなく、叶えていきたい。と思うのです。
そして、このコンサートを通して、どなたか一人でも、
自分もあきらめずにまた頑張ろう!夢を叶えていこう!
音楽っていいな。この曲もいいな。などと思ってくださったり、
少しでも元気になって下さる方がもしもいらしたら、
こんなにうれしいことはないな。と思います。
大阪公演
2025 3 9
年
月
日
(日)
14
13
30
時 分開場 時開演
ハーモニーホール大阪
大阪市北区豊崎5−3−23 ジュリアビル6F
大阪メトロ御堂筋線 中津駅 徒歩5分
阪急 中津駅 徒歩13分
阪急 梅田駅 茶屋町口 徒歩15分
入場料 3,000円 (前売り) 3,500円 (当日)
大阪公演出演
峯松真理子
大阪芸術大学演奏学科ピアノコース卒業
中村勝樹氏に師事
現在自宅にてピアノ教室主催
子ども向けコンサートや大学の同期とのコンサートを開催
IAA(インテグレーション・アレクサンダー・アカデミー)にてIPメソッド、解剖学、脳神経、アレクサンダーテクニーク、メンタルについて学び認定講師としてIPメソッドを教えている。
どうしてコンサートで弾くのですか?
私はずっとずーっとピアノに憧れ続けているんです。
出したい音、弾きたい曲が沢山ありました。
だけど弾ける気がしない。私には無理だろうなと思う曲も山ほどあって、私はこんなものだと思い込んでいました。でも諦めたくない、憧れに近付きたい!という気持ちが無くならなかった。
IAAで学んでいくうちにできるかも?できそう!できる!に変わっていく過程を何度も経験しました。自分の可能性に気がつき、いくつになってもチャレンジできる喜び、欲しい音が出た時の痺れる感覚、憧れの曲が弾けるワクワク感。そんな私の喜びも感じていただけたら嬉しいです。
そして私は人前で弾くよりも1人で弾いている事で満足するタイプなのですが、佳美先生の
「演奏は自由だよ、好きに弾いていいんだよ」と言う言葉を何度も心に染み込ませていくうちに、こう弾かないといけないとかこのようにすべきだと捉えていた作品が、
「ここもいいでしょう?」「ここも素敵!」「ここなんて最高!」とあちこち訴え出して(笑)
作品の素晴らしさに改めて気付き、聴いていただきたい!
と言う気持ちがムクムクと湧き上がってきました。
以前、演奏は決められたものを再現すると思っていて、このように弾くものだとか、
アドバイス通りにとか…
自分の感じているものを後回しにしているうちに、奏でたい音、感じている音楽、歌いたい音楽を最優先しなくなっていました。
それが佳美先生の導きでもう一度見つめ直して少しずつ優先できるようになってきたと思います。私らしい演奏をお届けしたいです。
東京公演・大阪公演・福岡公演
長尾良子
プロフィール
大阪音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業
小澤雅世 江口元子 呉恵珠 服部洋一に師事する
卒業後福岡にて、ピアノ教室を開き現在に至る
学生時代からピアノのソロ演奏に、楽しさを感じられず、そんな私が人様の前でソロ演奏は、絶対無理!その能力はない!と、決めつけていたように思う。ただ、他の人と一緒にアンサンブルするのは、とても楽しくて、声楽や合唱の伴奏では、いろいろ経験できた。
声楽の伴奏をするうち、声楽に興味が出て、発声法を学ぶようになった。すると、女声合唱団の指揮者を任される事になり、現在に至っている。
それと並行して、NPO法人プラスドリームにて、おはなしらんど(音楽朗読劇)の音楽メンバーとして、多くの子供達の前で演奏する。
その10周年公演直前に、全身に激痛!本番は、なんとか乗り切ったものの、その後は、一時期歩行すら困難になった。
痛みの原因は、度重なる交通事故によるむち打ち症
体からの声を無視して働き続けた事
ピアノを無理な弾き方で、腕を酷使した事等々が重なって、全身も心も固まってしまい激しい痛みに繋がったようです。
そんな最悪な時に、伊東、山内両先生との出会いがありました。山内先生をはじめいろんな方達のおかげで、痛みはなかなか頑固でしたが、薄皮を一枚一枚剥ぐかのように和らいでいきました。やっとこの頃は無理をしなければ普通に生活できるようになりました。まさかこんな日が来るなんて夢のようです。
脳の仕組み、体の仕組み、使い方、メンタルの扱い方等々
IAAでの学びは、多岐にわたっていますが、アレクサンダーテクニークの一番のポイント頭が自由になる!
すると、体が緩む
体が緩むと心が緩む
心が緩むともっと体が緩む
それを繰り返すうちに、やる気が出てくる。
すると、何をしたいのかがはっきりしてくる。
そのプロセスの中に、伊東先生の脱力奏法と自分の好きを大切に!の言葉の後押しもあり、ピアノを弾くのが楽しくなってきた。私でも弾ける!
若い時ソロ演奏は、私は無理!と思いこんでいたものが、もしかしたらできるかも⁈と、意識の大きな変化が、起こってきました。
意識が変わると、一歩前に踏み出す勇気が出てきました。
そんな時に、演奏会のお話がありました。
今が、一番若い!
残った時間に限りあると思うと、ソロ演奏を人前でする!は、
やり残すと後悔があるとはっきり意識した。
自分を信じる事に、チャレンジ!
自分の想いをピアノの音にのせてどこまで表現できるか、試してみたい!
元気になった姿を、いろいろ心配していただいた人達に見てほしい!
心身共に元気だと、やりたい事がやれる!その姿から、
どれだけ伝わるかは、わからないけれど、感謝の気持ちを表したい。
どうしてコンサートで弾くのですか?
福岡公演
2025 4 1
年
月
日
(火)
18
18
30
時開場 時 分開演
あいれふホール
福岡市健康づくりサポートセンター10F
福岡市中央区舞鶴2−5−1
福岡都市高速「天神北」出口より那の津通りを西へ、
検察庁交差点左折100m (地下駐車場 100円/30分)
地下鉄「赤坂」より徒歩4分
入場料 3,000円 (前売り) 3,500円 (当日)
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